NEW BMW iXが来ました
皆様こんにちは、エルベBMW 貝塚店 小川です。
ついに、ようやく、貝塚店にもNEW BMW iXを展示することができました!!
かなりの堂々たるデザインです。それもそのはず、4,955㎜×1,965㎜×1,695㎜というサイズはX5/X6とほぼ同じサイズです。
ただ、ホイールベースは3,000㎜(3m)もあり、この長さは5mを超える7シリーズ、X7に次ぐ長さです。
これを実現できているのはこのiXが電動車両だからです。長いエンジンを置く必要がないためエンジンルームをコンパクトに設計できるためです。
なのでこの車にはボンネットは開きません。但し、ここだけは開けれます。
ここに何を入れるか分かりますか?はい、そうです、ウォッシャー液の補充するためのものです。BMWのマークが補充口になっているなんて中々珍しいですね。
このBMW iXは現在2つの出力モデルが導入されています。
iX xDrive40・・・76.6kWhの電池を持ち、240kW(326ps)/630Nm(64.2kgm) 一充電走行距離(WLTCモード)450km
iX xDrive50・・・111.5kWhの電池を持ち、385kW(523ps)/765Nm(78.0kgm)一充電走行距離(WLTCモード)650km
どちらもとてつもないスペックです。いよいよ電動車両の時代が来ましたという感じです。
このiXの電池容量は現行のi3の約2倍となっております(i3は42.2kWh)。
i3は満充電する時間は約14時間となっておりまして、電池が2倍積んでいるiXなら28時間!!かけないと満タンにならないということですが、そこは流石BMW、充電時間を短縮するよう設計してくれています。
iXは最大200v/55Ahの電流で充電することが可能です。これにより約7時間で充電することが可能となっています(iX xDrive50は更に大きな電池を積んでいますがこちらは最大約11時間で受電か可能となっています)。どちらもi3より早く充電することが可能です。※但し、このスピードで充電するためにはご自宅のブレーカーからコンセントまでも55Ahが流せる電線にしていただくことが必要です。
また、上の写真は従来ガソリンエンジンの給油口に当たるところです。ここが給電口になるのですが、今回は普通充電、急速充電共に同じ場所に配置されています(i3の場合は日本の急速充電に対応させると急速給電口が大きすぎて普通充電が前方に移設されたとか、、、)。
まだまだじっくり調べていませんので詳しいところはわからない部分もあるのですが、見つけた部分でちょっと変わったところとしては、
勿論、マフラーは付いていません。
BMW史上最大クラスのこのキドニーグリル、エンジンがないため、穴は開いていません。1枚ものデザインみたいになっています。この後ろ側にセンサー類が集約されていますのでかなり大事な部分です。そして、もし冬場に雪が積もった場合、センサーが反応しない可能性が出てきますので、このキドニーグリルには熱線が装着されており雪を解かす機能が付いています(これは知らなかった)。
BMW iXから導入される新しい操作パネル、メーター類は「カーブドディスプレイ」となっていて歪曲しています。これにより、運転席から一番遠い場所も触れるように設計されていながら、助手席の方にも見易いデザインにしてくれています。
ドアも新しくなりました。外側はこの窪みに手を入れていただくとボタンが付いていますので簡単に開きます。車内ではドアハンドルのところにボタンが付いていますので押すと簡単に開きます。内も外もボタンを押すことによって開きますがもし、電気がなくなり開くことができなくなっても物理的なボタンが付いていますので問題なく開くことが可能です。
リアハッチも電動で開きます。今回はバックランプごとドアが開きますのでそうなるとブレーキランプが点かなくなりますが、そのためのランプも車体側に内蔵されています。ちゃんと安全に考慮されています。
前席のシート裏にもアクセントが。ここにUSBを差すことが可能です。また、その下のカバーを下げるとハンガーやトレーを装着できるアタッチメント、ベースキャリアが付ける場所があります。
キーもデザイン変わりました。ボタン類が横に付いています。
シートもフッカフカです。座り心地良いです。後席のISO fix取り付け部分も今まではプラスチックカバーでしたが、シートを引っ張り上げるようにして出します。
BMW iXはiモデル、7/8シリーズの流れを汲んでおり車体にカーボンを採用しています。ドアを開けていただくと特殊な柄のカーボン地が見えます。
窓枠にもアンビエントライトが付いています。撮影が上手いこといかなかったですが、ドアガラスに反射して2重線のように見えて綺麗です。
シフトレバー、ボタン類も一新されています。最初は分かりませんが、意外に簡単に慣れます。
まだまだBMW電動車両にはお伝えすることがありますが、あまりにも長くなりそうですので、今回は発見したところをお伝えしました。
また、色々アップさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。