BMW G26(i4/4シリーズグランクーペ)について
皆様こんにちは、エルベBMW貝塚店 セールスコンサルタント 小川です。
段々と、少しずつ暖かくなってきましたね。
そんな季節の中、また新しい車が入ってきました。
NEW BMW i4 eDrive40です。
BMW 4シリーズグランクーペと車体を共用しながら電気自動車が完成しました。BMWのモデルコード上では同じ「G26」となります。
現在4シリーズグランクーペでは
2.0ℓ直列4気筒ツインパワーターボエンジン搭載の「420i GranCoupe」と
3.0ℓ直列6気筒ツインパワーターボエンジン搭載の「M440i xDrive GranCoupe」の2種類が、
i4のラインアップには
後輪駆動タイプの「i4 eDrive40」と
4輪駆動タイプの「i4 M50」の2種類があり、これで計4種類となりました。
4シリーズとi4の違いは内燃機関を使用しているかEVかの違いで分かれています。外観上の違いは実は少なく、
デザインは共通しています(4シリーズグランクーペはMSport、i4はスタンダードですので表情の違いはあります)。
キドニーグリルのデザインが若干違い、上部が開いているか、閉じているか位です(M440iはグリルシャッターが付いていますので閉じたデザインです)。
サイドでは i4にはAC充電口があります。
リアですと 遜色ありません。
但し、下に目を向けますと、
当然と言えば当然ですが、i4にはマフラーが付いていません。電動走行なので排出ガスが0です。
ここまでが外観上の違いです。エンジンの有無によって違いがあるくらいです。
それでは内装も一緒?となるところですが、実は全然違います。
この写真でお気付きいただいた方は凄いです。流石わかっていらっしゃる!!となりそうです。
別の写真を映しますと、
お分かりいただきましたでしょうか?
BMW i4はBMW iXの流れを組みましてモニターが1枚ものとなっています。それを運転席側の方にオフセットして見易くしております「カーブドディスプレイ」を採用しています。
これによりボタンの配置を最小限にして必要な操作はモニターにて操作するようになりました。
ベースが同じであり、同じモデルコードを採用しているのに内部は全然違う設計になっている、BMWの拘りは凄いです。
シフトレバーも若干変更されていて、
スポーツモード位置がBモードに変更されています。
ここでBMW i4のエンジン部分のことをお伝えしますと、i4 eDrive40とi4 M50は後輪駆動、4輪駆動とシステムが違いますが搭載している電池は同じ83.9kWhを搭載しています。その電池から
i4 eDrive40は後輪を250kW(340ps)/8,000rpm 430Nm(43.8kgm)/0~5,000rpmという力で動かします。
そして0-100km加速では5.7秒(欧州値)
i4 M50は前輪を190kW(258ps)/8,000rpm 365Nm(37.2kgm)/0~5,000rpm、後輪を230kW(313ps)/8,000rpm 430Nm(43.8kgm)/0~5,000rpmのモーターで動かして、
トータルでは最高出力400kW(544ps)/795Nm(81.1kgm)というスペックになります。
トルク795Nmと言ったら国産車では恐らく皆無です。そのくらいのパワーを持っています。
0-100km加速では僅か3.9秒という俊足ぶりです。
同じバッテリー容量でパワーが違うということは総走行距離は変わってきます。
i4 eDrive40は604km!!
i4 M50では546km!走行できます(WLTCモード燃費、1充電走行距離値)
航続距離とパワーを両立した車です。
ここまで大きなバッテリーですと充電に時間がかかってしまいますがi4は最大150kWの急速充電(CHAdeMO規格)に対応しいていますので30分で約80%充電が可能です(バッテリーの状態によります)。
最後に私もこれを記入している時に気付きましたが、実はこのi4、後輪はエアサスペンションが装備されています。きっと乗り心地が良くなると思われます。
それ以外は4シリーズグランクーペに準じていますので居住性は変わりません。トランクも470ℓ(後席折り畳み時1,290ℓ)と全く同じ数値となっています。
第5世代目のBMW EVモデルの中で3番目に入ってきましたBMW i4、是非お勧めです!!
詳しくは小川までお問合せくださいませ。