BMW X7(G07)のご紹介

皆様、こんにちは。エルベBMW貝塚店 セールスコンサルタント小川です。

本日は貝塚店に珍しい車が展示されましたのでご紹介させていただこうとブログを書いています。

その車というのはBMW X7 M50iです!

BMW SUVラインナップの中で最大サイズを誇り、その中でも「M Performanceモデル」というハイパワー版のM50iです。

ここでBMW X7のおさらいですが、

大きさ・・・5,165㎜×2,000㎜×1,835㎜

ホイールベース・・・3,105㎜

最低地上高・・・220㎜

乗車定員・・・7名(オプションで6名)の3列シート

トランク容量は750ℓ~2,120ℓ

横から見たら長い長い、、、また後席のドアがかなり長いです。これは3列目の乗車もし易いようにしてくれています。それでも2ドアクーペ並みに長く感じます。

ホイールベースは3mを超え、この3m台の車はBMWでは3台のみです。

リアハッチはこのように上下分割して開きます。分割にするメリットは様々で奥行きが短くなる、下の部分に人が座れる、豪雪時にもできるだけ高い位置から開くので開けないリスクが軽減されます。

勿論閉める時は上のボタンを押すと自動で下も閉まってくれます。

展示車両は6人乗りシートをオプションで入れていますので2列目はセパレートタイプになっています。

ゆったりと快適に乗車でき、目的地まで疲れ知らずで移動できます。

勿論、最新の装備も満載です。「BMW オペレーティングシステム7」、「OK BMW!」で応答してくれる「インテリジェントパーソナルアシスタント」、「ハンズオフアシスト」、「リバースアシスト」等々装備しています。また、シフトレバー、iDriveコントローラー、エンジンスタートストップボタンにはクリスタルが使用されています。

至れり尽くせりな車です。

そんなBMWの中でも1、2を争うサイズの車を動かすエンジンラインナップは2種類で

BMW X7 xDrive40dは3ℓ直列6気筒ディーゼルターボ+電気モーター

BMW X7 M50iは4.4ℓV型8気筒ツインパワーターボエンジンとなります。

もう少し詳しくお伝えしますと

X7 xDrive40d

排気量・・・2,992cc

最高出力・・・340ps(250kW)/4,400rpm

最大トルク・・・71.4kg(700Nm)/1,750~2,250rpm

このエンジンに

最高出力・・・11ps(8kW)/10,000rpm

最大トルク・・・3.6kgm(35Nm)/2,500rpm(電動アシスト時)

のモーターがサポートしてくれます。

これにより燃費はWLTCモード燃費11.9km/ℓ(市街地9.3km/郊外12.0km/高速道路13.4km/ℓ)というかなりの好燃費です。

X7 M50i

排気量・・・4,394cc

最高出力・・・530ps(390kW)/5,500rpm

最大トルク・・・76.5kgm(750Nm)/1,800~4,600rpm

燃費はWLTCモード燃費7.5km/ℓ(市街地4.8km/郊外8.0km/高速道路9.4km/ℓ)

0~100km加速は僅か4.7秒!と、いうエンジンです。

因みにこのV型8気筒エンジンを見てみますとBMWの拘りというか凄いところが見えてきます。写真を撮ってみましたが、

中々写真ではお伝えしずらいですが、BMWはエンジンの搭載位置をできるだけ後方(キャビン側)に寄せています。これにより車で一番重たいエンジンが中央によることで重量バランスがだせたり(BMWは前後重量配分50:50をどの車両にも実現させようとしています。走りのバランスが良いからです)、ハンドリングが素直になったりできます。他車ではスポーツカーや特別な車両だけで採用されたりしています。BMWは3シリーズからこのX7まで後輪駆動車両では必ず採用しています(1、2シリーズ、X1、X2は前輪駆動になりましたので別になります)。

エンジンカバーを外した状態で見ていただきますとサスペンションの付け根より大部分が後方に寄っています。これを行うことは設計面や取り回しでかなり難しいのですが、過去から徹底的に拘って採用しているBMWだからこそ実現できています。

そしてもう一つ、よくよく見ていただくとエンジンが低い位置にあると思いませんか?SUVだからと言ってエンジンも高いです。ではなく、できるだけ低重心化するために低く設置しています。これで走行面が格段に向上(自然な運転)します。

他メーカーの車両と比べていただきましてもその搭載位置が違うと思います。

 

このX7は前後輪ともエアサスペンションが搭載されていまして、乗り心地が全然違います。しなやかで、カーブでは外側に空気を入れてくれて傾きを抑えたり、モードによって乗り心地を変えてくれたりもします。また、速度やモードで自動的に車高を変えてもくれます。

そして、停車時ですが最大40㎜車高の上下をすることができます。これにより乗車を楽にしたり、バンパーが辺りそうな場所ではリスクを回避してくれたりすることができます。

 

ラグジュアリーとスポーツ両方を兼ね備えたBMW X7はサイズを感じさせない運転のし易さ、サイズがあるので広大な室内空間、見てて飽きない質感全てを兼ね備えてくれています。

このようなBMW X7は中々お伝え、御覧いただける機会がない車です。

写真だけでない部分やもっと詳しい情報が欲しいという方は是非、エルベBMW 貝塚店までご一報くださいませ。

よろしくお願い申し上げます。