BMW X3LCI(Life Cycle Impulse)の紹介
皆様こんにちは、エルベBMW 貝塚店セールスコンサルタント 小川です。
あけましておめでとうございます。新年一発目ブログ更新させていただきます。
去年はiX3の試乗車が来ましたのでご紹介いたしましたが、今回はX3をご紹介させていただきます。
何故X3にしたのかというと、BMW初のオールラインナップ車両だからです。
ガソリンエンジン/ディーゼルエンジン/プラグインハイブリッド/EV、全てのエンジンがこの車両にあるからです。
そして去年後半にマイナーチェンジを行い内外装ともにリフレッシュしたNEW MODELでもあるからです。
改めてBMW X3のことをおさらいしますと、
全長4,720㎜~4,740㎜ 全幅1,890㎜~1,895㎜ 全高1,670㎜~1,675㎜(モデルによって異なります)
ホイールベース2,865㎜ 最低地上高179㎜~204㎜(モデルによって異なります)
ラゲッジルーム450ℓ~550ℓ(モデルによって異なります)
と、なります。
エンジン別のラインナップは
X3 xDrive20i / X3 xDrive20d / X3 xDrive30e / X3 M40i / X3 M40d / iX3
と6種もあります。
ここから3つのモデルをお伝えさせていただきます(全部にしますと膨大な長さになるのでまた別の機会にさせていただきます)。
BMW X3 xDrive20d(写真はxLine)
一番人気のエンジンです。1,995cc直列4気筒ディーゼルターボエンジンは
190ps(140kW)/4,000rpm 40.8kgm(400Nm)/1,750~2,500rpmというパワーを発揮し、
WLTCモード燃費14.5km/ℓという好燃費です。
ディーゼルエンジンのメリットは低回転から大トルクを発生し、そのパワーを維持できる点です。パワーが強いのでアクセルをあまり強く踏むこともありませんので
燃費も向上します。8速オートマチックトランスミッションを組み合わせていますのでどの速度域からでも加速、巡航にも適したエンジンとなります。
勿論、アイドリングストップ機構も装備していますので信号待ち等でエンジンを止めて無駄な消費を減らすことが可能です。
燃料タンクも68ℓあり、満タンであれば約1,000km走行することが可能です。それでいて給油燃料は軽油であり、ハイオクより約35円/ℓ安く入れることが可能です。
荷室も550ℓあり、後席を倒せば最大1,600ℓまで広く使用できます。ゴルフバッグも横積みで2セット載せることができます。
また、少しですがアンダーラゲッジもあり、上下で分けた使い方も可能です。
室内におきましてもマイナーチェンジを機にセンターコンソール付近を刷新してよりデザインに富み、使い勝手がよくなっています。
続きまして、
BMW X3 xDrive30e MSport
X3 xDrive20iにプラグインハイブリッドシステムを搭載したモデルです。ガソリンと電気のおいしいところ両方を兼ね備えている車です。
名前の30eは約3.0ℓクラスのパワーがあるというため、このように表記されています。
エンジンは1,998cc直列4気筒ガソリンターボエンジンで、
184ps(135kW)/5,000rpm 30.6kgm(300Nm)/1,350~4,000rpmになり、高回転まで回すことができながらフラットトルクを実現しています。
ここにハイブリッドシステムを搭載していてモーターのスペックは
109ps(80kW)/3,140rpm 27.0kgm(265Nm)/1,500rpmというパワーを持ち、併用した場合の出力は、
292ps(215kW)/42.8kgm(420Nm)という大パワーを発揮します。
X3 xDrive30eに搭載されているプラグインハイブリッドシステムは12kWhという大きさを持っていて
MAX eモードでは最大時速140km/hまで加速させることができ、最長距離は49.5kmまで電動で進むことができます(WLTCモード換算)。
ご家庭のコンセント(200V/16Ah)で充電することが可能で約4時間で満タンにすることが可能です。
普段の使用がお買い物等近所がメインでしたらエンジンを始動することがなく(ガソリンを消費せずに)、電気だけで動かすことができます。
充電がなくなった場合はハイブリッド車と同じでエンジンが始動して電池が溜まればまた電気で走行することもできます。
必要に応じてBatteryControlモードで走行すれば満充電まで移動しながら充電することができます。
普段は電気?ガソリン?どちらを使おう?と悩まれることなく車が自動的に最適を選択してくれます。
ガソリンと電気両方を1台に上手く搭載している車です。また、BMWは重量配分をかなり気にする(走行性能に影響がでるため)メーカーで、普段ガソリンタンクは後部座席の下に置いているのですが、より重たい電池を椅子の下に設置し、ガソリンタンクをトランクに移設しています(このモデルのみの特別な設計です)。そのためトランクは少し高くなりますが最小限に抑え、450ℓの確保をしています。
充電口は助手席前に設置しており、給油口を開けるためのスイッチが付いているのもこのモデルならではです(ガソリンタンクのある車に高電圧の電気が流れていますので万が一引火してはいけないのでタンク内の圧を抜くためのスイッチが付いているのです)。
2,000kgを超える車体ですが電気だけでも時速140kmまで加速させることができるこのモーターはかなりの出来です!!
運転席、後部座席周りは大きく変わることもなく、従来通りの使い方ですぐに運転することが可能です。
最後は、
昨年末にもお伝えしました BMW iX3です。
こちらは完全なEVモデルです。X3車体下に配置された80kWhの電池を使用して508kmも電動で走行することが可能です(WLTCモード計算)。
エンジンとなるモーターは286ps(210kW)/6,000rpm 40.8kgm(400Nm)/0~4,500rpmという20d/30eにも負けていないスペックです。
このトルクの発生回転が0~4,500rpmというアクセルを踏み込んだ瞬間から4,000ccクラス以上のパワーを発揮させることができます。
また電動車両はトランスミッション(ギア)が1速ですので踏んだ瞬間からずっと同じ加速を続けてくれます。
モード「B」で走行しましたら加減速(発進から停止まで)をアクセル一つで行える「ワンペダル」も搭載しています(下り坂のみブレーキが必要です)。
モード「B」は従来のS/Mモードの位置にありますのでiX3のみ若干シフトの形状(動かし方)が変わります。
荷室は車体下に上手く電池を配置した結果、510ℓとガソリンエンジンモデル並みに荷物を入れることが可能です(アンダーラゲッジは手前に少しだけあります)。
勿論、マフラーはありません。
第5世代に突入したBMW EVモデルはただ電動車両にするだけ、ではなく演出もこだわっていて「Active Sound Electric」や回生モード選択が導入されたのもここからからです。
またiX3はレザーシートからサンルーフ、ステアリングヒーター等々殆どのオプションが標準装備になります。フル装備に近い車でもあります。
3車3様にメリットがるBMW X3は皆様の普段のご使用用途、ご要望に合わせてご提案ができるようになっています。ここで紹介したエンジン以外にも軽快な1,998ccガソリンターボ、ハイパワーな直列6気筒ガソリンターボにアシストモーター付きディーゼルターボと幅広く揃えております。
上記の3台は車両価格は違いますが、仕様を同じにしていくとあまり価格差はありません。今までは電動車両はバッテリーの価格が高く、ハイブリッド車でも価格差が物凄く高くなりましたが、BMWの企業努力で従来のモデルと遜色ないようにしてくれています。
エルベBMW 貝塚店では広い駐車場があり、X3だけでも複数台のグレード、色をご用意しております。
お気軽にお立ち寄りいただけましたらきっと気に入った1台を見つけていただけると思います。
BMW X3につきましてご不明な点がございましたらお気軽に小川までご質問ください。
私は貝塚店におりますがご依頼いただきましたら本店、なんば店、OBTへ出張致します(ただ立場的にセールスコンサルトなので営業活動になります)。
引き続き、これからもよろしくお願い申し上げます。